過敏性腸症候群(IBS)について
このサイトの趣旨である、便秘と下痢を繰り返す症状について、代表的なのが過敏性腸症候群(IBS)です。
過敏性腸症候群はかなり一般的な病気で、人口の20%程度の患者さんがいると言われているほどです。
急に便意を催したくなって、トイレに駆け込むと下痢だった。
そんな経験はありませんか。
また、この病気の特徴としては、病院で検査を受けても異常が見つからないとうことです。
過敏性腸症候群(IBS)の症状について
過敏性腸症候群の主な症状としては、便秘と下痢を繰り返すのですが、その他にも腹痛、吐き気、お腹の不快感などがあります。
過敏性腸症候群は3つのタイプに分けられるのですが、そのタイプによって症状に違いがあります。
■便秘型
女性に多いのですが、排便量が少なく排便があっても、コロコロした便が出ます。腹痛もあります。
■下痢型
男性に多く、下痢や軟便が何回も出ます。
しかも、突然便意が起こります。激しい腹痛があります。
■下痢便秘交代型
下痢と便秘を繰り返すのが特徴です。
このタイプが一番多いです。
過敏性腸症候群(IBS)の原因について
過敏性腸症候群の原因として、自律神経のバランスが乱れて排便のリズムが崩れることなのですが、自律神経のバランスが乱れるのは精神的なストレスが主な要因となっています。
なので、過敏性腸症候群になりやすい人というのはストレスに弱い人ということになります。
過敏性腸症候群(IBS)の解消方法、治療について
過敏性腸症候群の解消方法としては、まず原因となっているストレスを弱めることが必要になってきます。
また、ストレスに強くなったり、ストレスを受けたときの自分をコントロールできるようにすることも重要です。
なので、ストレス解消法を見つけたりしてあなたなりの対策を実践してみてください。
また生活改善や食生活の改善も重要です。
治療方法としては、腸の働きを改善する薬が使われます。
また、ストレスが強い場合は、心理療法も受ける場合もあります。